Microsoft公式フォーラムのスレッド(32ページ分あり)によると、一部のWindows 10ユーザーが、「ファイルシステムエラー(-2147219196)」によってアプリが正常に動作しなくなったという問題を報告していることがわかりました(Neowin)。
最初に問題を報告したユーザーは、Microsoft公式の写真アプリが起動直後すぐに終了するようになり、エクスプローラーで写真ファイルをダブルクリックすると、写真が一瞬開いた後、上記の画像のように、ファイルシステムエラーが表示されるようになったと説明しています。
フォーラムにはその後、電卓、3Dビューア、映画とテレビ、フィードバックハブ、3Dビューアなど、他の組み込みアプリで同じ問題を経験したユーザーからのコメントが多数よせられています。
Microsoftはまだこの問題に関するコメントを発表していませんが、ユーザーは独自に調査を行い仮説をたてています、最も有力な説は、最近のアプリのアップデートが、古いプロセッサをサポートしていない命令に依存しているというもので、実際に影響を受けたユーザーの多くは、Core 2 DuoやAMD Athlonのような旧式のプロセッサを搭載した、Intel Core以前の古いハードウェアを使用していたことがわかったそうです。
また、単に開発者の意図しないミスで、古いハードウェアで最新のWindowsアプリを実行できなくなったのではないかとという説もあります。
Microsoftが新しいPCを買わせようとしているのではないかと推測していユーザーもいますが、古いハードウェアに対する後方互換性のテストが十分に実施されず、そのままアプリが自動的に更新されてしまった可能性が高そうです。古いハードウェアでWindows 10を実行している場合、自動アップデートを一時停止して、事態が収集するのを待つほうがよいかもしれません。