Microsoftは本日、Windows10の最新プレビュービルド「Windows 10 Insider Preview Build 14361」のPCおよびモバイル版をリリースしました(Windows Experience Blog、MSPoweruser)。
Windows Insider Programに参加し、更新設定を”Fast”に設定しているユーザーは、既存のWindows 10環境からWindows Updateを利用して最新ビルドに更新することができます(設定 > 更新とセキュリティ > Windows Updateより。PC版の場合)。
build 14361ではMicrosoft Edgeの改良が行われパスワード管理サービス「LastPass」の拡張機能が利用可能となっています。DockerをWindows 10上でネイティブに動作させることができるHyper-Vコンテナが導入されたほか、Windows Inkや、設定の改善、Blu-rayアイコンや、ネットワークのクイックアクションアイコンの変更が行われています。
開発者にとっては見逃せない改善も
同ビルドではWindows 10上でBashが動作する「Bash on Ubuntu on Windows」に関しても多数の改良が行われています。
特にMicrosoftのブログ「Tmux support arrives for Bash on Ubuntu on Windows」では、Windows 10 build 14361でターミナルマルチプレクサtmuxが利用可能になったと報告されています。Tmuxはターミナルを画面分割したりセッションの管理を可能にする、Unixユーザーにはおなじみのソフトウェアです。Bash on Ubuntu on Windowsがより本格的に活用できる環境が整ってきたといえそうです。