Microsoftは本日、Windows 10のプレビュービルド「Windows 10 Insider Preview Build 19577」をリリースしました(Windows Blog)。
公開されたプレビュー版は、Windows 10の開発ブランチから直接公開されるもので、将来の機能アップデートで追加される可能性のあるさまざまな新機能が先行して実装されています。Windows Insiders Programの更新オプションでFastリングを選択しているユーザーは、Windows Updateを利用して最新版に更新することができます。
Fastリングは新機能が先行して追加されるかわりに不安定になりやすく、安定性を求めるユーザーに対してはSlow/Release Previewリングの選択が推奨されています。Windows Insider Programのリングごとのビルドの提供状況はFlight Hubで確認可能です。
Build 19577の新機能
Build 19577の新機能は以下の通りです。
設定の診断データの変更: 基本診断データは必須診断データと呼ばれ、完全診断データはオプションの診断データと呼ばれるようになった。オプションの診断データを送信することを選択した場合、組織内で収集されるデータを設定するためのより詳細なグループポリシー設定も提供される。
Windowsセキュリティの新しいアイコン: 新しいアイコンの展開の一環として、Windowsセキュリティアイコンが更新された。Windowsセキュリティアイコンはストア経由ではなくWindows 10の機能アップデートで展開される。
その他「PowerToys 0.15.1」のリリースや、ドライバーをWindows Update経由で公開するテストが継続されていることがアナウンスされています。
公式ブログには既知の不具合もリストアップされていますので、インストールする前に確認しておくことをおすすめします。