Microsoftは本日、Windows 10のプレビュービルド「Windows 10 Insider Preview Build 19592」をリリースしました(Windows Blog)。
公開されたプレビュー版は、Windows 10の開発ブランチから直接公開されるもので、将来の機能アップデートで追加される可能性のあるさまざまな新機能が先行して実装されています。Windows Insiders Programの更新オプションでFastリングを選択しているユーザーは、Windows Updateを利用して最新版に更新することができます。
Fastリングは新機能が先行して追加されるかわりに不安定になりやすく、安定性を求めるユーザーに対してはSlow/Release Previewリングの選択が推奨されています。Windows Insider Programのリングごとのビルドの提供状況はFlight Hubで確認可能です。
Build 19592の新機能
Build 19592の新機能は以下の通りです。
2-in-1 PC向けのタブレット機能の改善: 2-in-1 PC向けのタブレット体験の再導入。新機能は使い慣れたデスクトップエクスペリエンスを維持したまま使用できる。以下のような改良が含まれる。
- タスクバーのアイコンの間隔が広く
- タスクバーの検索ボックスがアイコンのみのモードに折りたたみ可能
- テキストフィールドをタップするとタッチキーボードが自動起動する
- ファイルエクスプローラーの要素が、タッチを使用して快適に操作できるように間隔が広げられた
そのほか、Windowsサーチプラットフォーム(インデクサー)の、インデックス作成機能が改良され、マシンの使用中に過度のインデックス作成を回避する改善されたロジックが導入されています。また検索体験に影響を与えないコンテンツに対しインデックスをつける回数を制限し、Windows体験を向上させる改善も行われています。
公式ブログには既知の不具合もリストアップされていますので、インストールする前に確認しておくことをおすすめします。