Microsoftは本日、Windows 10のプレビュービルド「Windows 10 Insider Preview Build 20197」をリリースしました(Windows Blog)。
公開されたプレビュー版は、Windows 10の開発ブランチから直接公開されるもので、将来の機能アップデートで追加される可能性のある、さまざまな新機能が先行して実装されています。Windows Insider Programの更新オプションでDevチャンネルを選択しているユーザーは、Windows Updateを利用して最新版に更新することができます。
なお、Devチャンネルは新機能が先行して追加されるかわりに不安定になりやすく、安定性を求めるユーザーに対してはBeta/Release Previewチャンネルの選択が推奨されています。Windows Insider Programのチャンネルごとのビルドの提供状況はFlight Hubで確認可能です。
Build 20197の新機能
Build 20197の新機能は以下の通りです。
ディスク管理ツールが設定アプリに追加: 設定アプリからディスクとボリュームを管理できるようになった。ディスク情報の表示や、ボリュームの作成、フォーマット、ドライブレターの割り当てなどが可能。「設定 > システム > 記憶域」の中にある「ディスクとボリュームの管理」から利用できる(以前の記事)。
なおTipsアプリを利用した新しいポストアップデート体験は、Build 20190のみに限定とのこと。
その他の更新として、Windows 10 PCからAndroidスマホのアプリに直接アクセスことができるYour Phone(スマホ同期)アプリの新しい機能が徐々にロールアウトされている事も案内されています。
なお同機能の要件は以下の通りです。
- Windows 10 October 2018 Update以降のPC。
- Your Phoneアプリ(1.20071.88)とLink to Windows (2.0)。
- Windowsとの連携機能を備えたAndroid 9.0以上を搭載した一部のAndroidスマートフォン。
- スマホとPCが同じWi-Fiネットワークに接続。
公式ブログには細かな不具合の修正や、既知の不具合もリストアップされていますので、インストールする前に確認しておくことをおすすめします。