Microsoftは本日、Windows 10のプレビュービルド「Windows 10 Insider Preview Build 20241」をリリースしました(Windows Blog)。
公開されたプレビュー版は、Windows 10の開発ブランチから直接公開されるもので、将来の機能アップデートで追加される可能性のある、さまざまな新機能が先行して実装されています。Windows Insider Programの更新オプションでDevチャンネルを選択しているユーザーは、Windows Updateを利用して最新版に更新することができます。
なお、Devチャンネルは新機能が先行して追加されるかわりに不安定になりやすく、安定性を求めるユーザーに対してはBeta/Release Previewチャンネルの選択が推奨されています。Windows Insider Programのチャンネルごとのビルドの提供状況はFlight Hubで確認可能です。
Build 20241の新機能
Build 20241の新機能は以下の通りです。
テーマに対応したスプラッシュ画面の導入: スタートメニューのテーマ対応タイルをベースとして、アプリにテーマ対応のスプラッシュ画面を導入した。対象となるUWPアプリを起動すると、スプラッシュ画面の色がデフォルトのアプリモード(ライト/ダーク)と一致するようになった。
現在、設定、ストア、Windows Security、アラーム&クロック、計算機などのアプリが対応。
デフラグ体験の改善: ドライブの最適化ページ(設定 > システム > ストレージ > ドライブの最適化)に以下のような変更が加えられた。
- 隠しボリュームを含むすべてのボリュームを一覧表示するための「詳細表示」チェックボックスを追加。
- ボリュームがデフラグできない場合、「現在の状態」欄に詳細をリストアップする(例:「パーティションの種類に対応していない」「ファイルシステムの種類に対応していない」)。
- F5を押してリフレッシュするためのサポートを追加。
公式ブログには細かな不具合の修正や、既知の不具合もリストアップされていますので、インストールする前に確認しておくことをおすすめします。