Microsoftは1月26日(現地時間)、Windows 10 Version 2004/20H2を実行しているデバイス向けにIntel CPUの脆弱性を修正するKB4589212の更新版の展開を開始しました(Windows Latest)。自動アップデートを有効にしている一部のユーザーは、アップデートをチェックする際にKB4589212が表示される場合があるとのことです。
KB4589212はIntel CPUの脆弱性「PLATYPUS」に対処するための、マイクロコードアップデートで、2020年11月に初めて公開されました。第10世代のIntel CPUが対象ですが、誤ってIntel以外のハードウェアに表示される場合もあるそうです。
スタンドアロン型のアップデートで、パッチを有効にするかどうかはレジストリ設定によって制御することができます。また更新プログラムをデバイスに適用する前、推奨のマイクロコードについてデバイスの製造元やIntel社のWebサイトを参照することが推奨されています。
KB4589212がインストールされているかどうかは、Windows Updateの履歴を使って確認可能です(「設定 > 更新とセキュリティ > Windows Update > 更新履歴の表示」)。