Microsoftは3月10日、Intel CPUの脆弱性を修正するKB4589212の配布を一部デバイスに対して再開しました(Windows Latest)。
更新プログラムは一部のIntel製プロセッサを対象としていますが、AMD製PCでも表示される場合があり、スキップすることはできないとのこと。更新を一時停止しても再開時に再び自動ダウンロードが開始します。更新プログラムの内容が更新されていて、一度インストールしていても再びダウンロードされる可能性があるそうです。
マイクロコードコードアップデートは、ソフトウェアやファームウェアレベルで変更が必要なハードウェアの脆弱性を修正するものです。KB4589212はWindows 10 Version 2004/20H2向けのものですが、Windows 10の他のバージョン向けにも公開されており、主にIntel製CPUに影響したSpectre/Meltdown脆弱性に対応るために更新が続けられています。
スタンドアロン型のアップデートで、パッチを有効にするかどうかはレジストリ設定によって制御することができます。また更新プログラムをデバイスに適用する前、推奨のマイクロコードについてデバイスの製造元やIntel社のWebサイトを参照することが推奨されています。