Microsoftが2月24日に公開した、Windows 10 Version 2004/20H2用のオプションアップデートKB4601382には、アプリがクラッシュする問題や、ゲームのレンダリングの問題など重要な不具合の修正が含まれていることがわかりました(Windows Latest)。
過去数ヶ月にわたりWindows 10の最新アップデートを適用したユーザーから、ゲームがクラッシュしたり、音がとぎれたり、画面がちらつくといった不具合の報告が行われていました。特に1月の月例更新プログラム適用後に多く報告されており、それらのほとんどは有効な回避策が存在しないことから問題の早期の解決が望まれていました。
これらの不具合が、月例更新プログラムのプレビュー版でもあるKB4601382で修正されており、例えばゲームをプレイする際に発生していたレンダリングの問題が解決しているようです。
KB4601382の変更点のハイライトは以下の通りです。
- WinHTTPサービスの改善。
- Adobe Flash Player-killer アップデートに対応。
- 画面レンダリングの問題を修正。
- ビデオ再生時のフリッカーの問題を修正。
- ハイダイナミックレンジ(HDR)表示の問題を修正。
KB4601382に含まれる修正内容は、来月の第2火曜日に公開される月例更新プログラムに含まれて、一般に提供される予定です。安定性を重視するならばインストールスル必要はありませんが、現段階で何らかの不具合に遭遇している場合、それまで待たずに、プレビュー版更新プログラムの適用を検討しても良いかもしれません。