Windows 10 KB5006670には既知の不具合を含めてかなりの数の問題が存在していた

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Microsoftは先日、Windows 10 Version 2004/20H2/21H1用の月例更新プログラムKB5006670を公開しました。

KB5006670はWindows 10の累積的な更新プログラムで、システムのセキュリティ問題を修正するための重要なキュリティアップデートですが、既知の不具合を含めこれまでにかなりの数の問題が確認されています(gHacks)。

まずKB5006670のサポートドキュメントには、IPP(Internet Printing Protocol)を使用するプリンターのインストールが正常に完了しない場合があるという1件の既知の不具合が掲載されています。KB5006670を適用する前にプリンタに接続してインストールした機器は影響を受けず、そのプリンタへの印刷操作は通常通り成功するとのことです。

さらにWindows 10リリース情報の既知の不具合のページには、この問題を含め以下の不具合がリストアップされています。

  • カスタム印刷プロパティがプリントサーバーのクライアントに正しく提供されないことがある。
  • 一部のネットワーク接続でプリンタのインストールに失敗することがある。
  • IPP(Internet Printing Protocol)によるプリンターのインストールがうまくいかない場合がある。
  • 印刷するたびに管理者権限の要求が表示される。

ほとんどの問題は家庭用デバイスには影響せず、企業や組織向けのデバイスに影響すると見込まれています。加えてネットワーク印刷が動作せず「0x00000709」や「要素が見つかりません」といったエラーが発生するという報告も行われています。これらの印刷関係の問題はPrintNightmareと呼ばれる印刷関係の脆弱性を修正するためのMicrosoftの継続的な取り組みが影響していると考えられます。

また印刷の問題意外にも以下の不具合が確認されています。

  • リモートデスクトップを使用して接続しようとするとスマートカード認証に失敗することがある。
  • アプリが開かなくなったり、予期せず終了したり、反応しなくなることがある

幸いほとんどの問題はすでに解決済みとされていますが、IPPを使用したプリンターのインストールに失敗する問題や、ネットワーク印刷が失敗する問題は解決しておらず、今後の修正が待たれます。

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