Microsoftは現在、Windows 7/8.1ユーザーに対する無償アップグレードを提供し、強力にWindows 10への移行策を推進しています。ところが無償アップグレードを行ったあとシステムドライブやマザーボードの交換などハードウェアの変更を行うとライセンスが認証されなくなるという話があるようです(PC Watch、スラド)。
PC Watchによると、リテール版と無償アップグレード版はライセンスの扱いが異なり、リテール版はPCの構成が許されていて場合によっては電話認証が必要になったとしても継続利用できるのに対し、無償アップグレード版は「ライセンスが元のPCに紐付けられており、構成変更が理由で認証が外れると、認証できなくなる」とのこと。
ただし!一度Win10にアップグレードした実績のあるプロダクトキーは、その時のマザーボードと完全な紐付けがされるので、他のPCに流用ができなくなります!ご注意を!
あと、Windows10への無償アップグレード期間は今年の7/28までです!まだの方はお早めに!— ツクモ名古屋1号店 (@TSUKUMO_NAGOYA) 2016年2月24日
PC Watchだけでなく、ツクモ名古屋1号店公式Twitterアカウントなどでも同様の情報がつぶやかれておりある程度信頼性のある情報のようです。
ただし「Windows10無償アップグレード版がパーツ構成変更後に再認証できない話はウソ」と、Windows 10にアップグレード後構成変更ができる(ライセンス認証も当然)という話もあるようです。
Microsoftがはっきりした情報を公開していないのが情報が錯綜している原因かもしれません。個人的にはマザーボードはともかくシステムドライブの交換ぐらいは許していただきたいところですが…。