MicrosoftがWindows 10を使用している一部のユーザーのメールやカレンダーアプリに広告を埋め込んでいたことがAggiornamenti Lumiaによって発見されて大きな注目を集めています(MSPoweruser)。
Aggiornamenti Lumiaのツイートに添付された動画によると、メールアプリの中に広告のリンクが埋め込まれいて、リンクをクリックして表示された情報から、Office 365ユーザーならば広告無しで使用できるということが分かります。
Bad news: Mail for #Windows10 is getting ads for non-office 365 subscribers! https://t.co/xDELzAClJq pic.twitter.com/gXkQXab5Wr
— Aggiornamenti Lumia (@ALumia_Italia) 2018年11月16日
Windows 10ではこれまでも、さまざまな場所でアプリやゲームの広告を表示してきた経緯があり、メールやカレンダーアプリへ広告埋め込みもその流れにそったものではないかともみられていました。
しかし、この問題が大きな注目を集めたあとMicrosoftの Frank X Shaw氏は、これが試験的な機能であり、広範囲なテストを目的としたものではなく、さらにオフにすることも可能だとコメントしています。
This was an experimental feature that was never intended to be tested broadly and it is being turned off.
— Frank X. Shaw (@fxshaw) 2018年11月16日
すぐに広告が強制的に配信されるということはなさそうですが、機能が存在することから考えて、Microsoftが何らかの方法で広告を有効活用する方法を探していることは間違いないといえそうです。