Net Applicationsの9月の調査によると、これまで増加を続けてきたWindows 10のシェアがリリース以来初めて減少に転じたことが分かりました(Desktop Top Operating System Share Trend、Desktop Operating System Market Share、Softpedia、スラド)。
全体のシェアでは2位となっているWindows 10が22.99%から22.53%へ減少したのに対し、1位のWindows 7が47.25%から48.27%にシェアを伸ばしています。
今回のWindows 10のシェアの減少の背景には、7月29日をもって終了したWindows 7/8.1ユーザーに対する無償アップグレードの終了が影響しているのではないかと見られています。強引な方法で批判を集めていた無償アップグレードですが、シェアの増加という点では確かに効果があったのかもしれません。
無償アップグレードの終了によってシェアの増加率が減速しただけでなく、減少に転じたという事実は、最終的にWindows 7をWindows 10で置き換える計画を立てているMicrosoftにとっては痛いニュースかもしれません。
またStatCounterや、Steamの調査でもWindows 10のシェアがわずかに減少したことが判明しています。