Windows 10 May 2020 Updateで記憶域の管理に不具合

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Windows 10の最新の機能アップデート「Windows 10 May 2020 Update(Version 2004)」では、Microsoftが認識しているものを含め、これまでに大小さまざまな不具合が報告されています。

今回新たに、重要な機能であるディスクドライブの管理に関する不具合が2件報告されている事がわかりました(MSPoweruser)。

最初の、より重大な不具合は「記憶域の管理」に関する問題です。Windows 10には「記憶域スペース」よばれる、物理的なHDDをソフトウェア的にまとめて障害に対処するソフトウェアRAID的な機能が搭載されています。しかしWindows 10 Version 2004で、記憶域スペースを作成しようとすると以下のようなエラーが発生するとの報告が行われているのです。

Cannot create new Storage Space. Error (0x00000057): The parameter is incorrect.

この問題は以前から知られているようで、その中の1人は9ヶ月前から問題を報告していると主張しています。なお一部のユーザーは記憶域の管理に関する不具合によって、データが失われたと報告しており、より深刻な不具合である可能性があります。

“My 20 TB parity storage space shows up now as raw, no accessible files. Storage Spaces tool and Powershell show it as healthy, containing data. Looks like the ReFS partition has been corrupted, and I may have to fork out cash on recovery software and some external drives to copy files to so I can rebuild.”

もう一つはこれと比較すると軽微な問題で、ドライブの最適化に関する不具合が報告されています。

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Windows 10 Version 2004にアップグレードした後、最適化ツールが、手動・自動スキャンの日付を記録せず、ツールを再実行するよう要求されるという問題です。

Defrag Tool not working correctly, will scan and finalize even shows the date and defrag percentage as it should, that is until you close the application, then it shows Never Ran

ユーザーによると、スキャンはやデフラグは正しく実行できるとのこと。この不具合も以前から存在したと指摘されています。

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