先日お伝えしたように、iPhoneに「UTM」と呼ばれるオープンソースの仮想環境をインストールし、Windows 10を実行するという試みが続けられています。このUTMを利用し、iPhone XでWindows 10を動かす様子を撮影した動画がYouTubeに公開されている事がわかりました(Windows Latest)。
UTM上で動作するWindows 10はそれほど高速には動作せず、Windows 10 VMの起動に20分ほど必要で、エクスプローラーや設定などのアプリを開くのに30秒以上時間が必要とのことです。とはいえ、Microsoft Officeやペイントなどのアプリがタッチで操作できるのは注目に値します。
動画のWindows 10はv1607で、ISOファイルからのインストールに2時間必要だったとのこと。最新のiPhoneやiPadを使用することで、さらに良いパフォーマンスが得られる可能性はあるそうです。
UTMを実行するのに脱獄は必要ありませんが、アプリをサイドロードして実行する必要があります。UTMのインストール手順はこちらで確認可能です。