Microsoftは6月24日午前11時(米国東部時間)に、「what's-next for Windows」イベントを開催し、次世代のWindowsに関する発表を行う予定です。イベントでは「Windows 11」の発表の可能性もあるとのも見方が強まっているなか、Windows 10の次期アップデートが、コンシューマー向けと、ビジネス向けの2つのバージョンに分かれる可能性があるとWindows Latestが伝えています。
根拠になっているのはサポートドキュメント(現在は修正済み)の情報です。
上記のスクリーンショットを確認すると、21H1に関してはマイナーアップデートである21H2と、メジャーアップデートであるCO21H2(CO Cobalt, Sun Valley)が存在するのではないかとも読み取れます。
Windows Latestはまた、Windows 10 version 21H1のプレビューアップデートであるKB5003214の中に、21H2を参照する情報を発見したとし、いくつかのスクリプトを実行することで、Version 21H1を Build 19044/Version 21H2に切り替えることができるとしています。
これらのことから、Windows 10の次期アップデートは新しいUIを搭載したコンシューマー向けと、マイナーバージョンアップとして従来のUIを使用できるビジネスユーザー向けの、以下の二つに分割されるとも予想できるのです。
- Sun Valleyアップデート。21K台のビルド番号で今年の後半に登場。
- Version 21Hアップデート。19044のビルド番号で、今年の後半に登場。
現在のところ根拠となる情報はそれほど信頼度の高いものではありませんが、「次世代のWindows」で大幅なUIの刷新が行われるならば、安定性を重視する企業ユーザー向けに何らかの配慮が行われても不思議はないかもしれません。