Microsoftは先日、Windows 11のロールアウトを開始しました。
Windows Update経由の公開は段階的に進められていますが、多くのユーザーが「Windows 11 インストールアシスタント」などの手段を使ってWindows 11を手動でインストールしているようです。
しかし、Windows 11のインストールが必ずしもすべての場合にうまくいくとは限りません。エラーコード「0x8007007f」が表示されてインストールに失敗するという事例が報告されているのに加え、Windows 11アップデート後にWindows 10のタスクバーが表示されるという奇妙な不具合が報告されていることがわかりました(Softpedia)。
RedditユーザーのMastermind1703氏は上記のようなスクリーンショットを公開し、「Microsoftのインストールアシスタントを使ってWindows 11にアップデートしましたが、古いタスクバーが残っていてスタートメニューが全く機能しません」とコメントしています。
他にも複数のユーザーが同様の現象を確認しており、現在のところ、Windows 11をクリーンインストールする方法が最も完全な解決策とみられています。
なお「設定 > Windows Update > 更新履歴 > 更新プログラムのアンインストール」から、最新の「Microsoft Windows用の更新プログラム」(KB*)をアンインストールし、再起動すると、タスクバーが動作するはずというアドバイスを行っているユーザーも存在します。できるだけ手間を省きたい場合、こちらの方法から試してみるべきかもしれません。