Microsoft、Windows 10でThunderbolt Dock経由で接続したデバイスが動作しなくなる既知の不具合を認める

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Microsoftは11月26日(現地時間)、Windows 10にThunderbolt Dock経由で接続したデバイスが動作しなくなる既知の不具合が存在することを明らかにしました(Softpedia)。

この不具合はWindows 10のVersion 1809〜1909に存在し、高速起動が有効な状態で、PCがソフトオフ(S5)パワーステートから再開した場合に発生する可能性があるとのことです。

不具合はキーボード、マウス、USB暗号化キーなどのデバイスがThunderbolt Dockに接続されている場合にのみに発生し、以下の手順で再現可能とのこと。

  • Thunderbolt Dockをコンピューターに接続する。Thunderbolt Dock上のデバイスが列挙される。
  • 電源ボタンを押してシステムをソフトオフ(S5)パワーステートにする。 画面がオフになったら、Thunderbolt Dockを取り外す。
  • S5プロセスが終了するのを待ってThunderbolt Dockを接続し、Thunderbolt Dockがアイドルになるまで5秒待つ。
  • コンピューターの電源を入れて、マウス、キーボード、およびUSBキーが機能しているかどうかを確認する。

この方法を実行した場合、Thunderbolt Dockに接続されているデバイスが正常に動作しなくなる確率は5%で、不具合が発生した場合位、デバイスマネージャーに表示されていても動作しない場合もあるとのこと。

障害が発生すると、Thunderbolt Dockを再接続してもデバイスの機能を回復することができず、コンピューターを再起動する必要があると説明されています。

現時点では、修正予定は明示されていませんが、現行版含め幅広いバージョンのWindows 10に影響する不具合であるため、Microsoftが内部的に対応を進めていることが期待されます。

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