MicrosoftのオペレーティングシステムWindows 10は、リリース後も年に2回の機能アップデートによって新機能の追加や変更が行われ続けていますが、UIに関する変更は小規模なものでした。
Windows 7からWindows 8、Windows 8からWindows 10のような大幅な変更を求めている方にとっては物足りないものだったのかもしれませんが、その状況がついに変わるかもしれません。
Windows CentralのZac Bowden氏は、コードネーム「Sun Valley」によってWindows 10のUI全体が刷新され、新しいスタートメニューやアクションセンター、改良されたタスクバーなどが導入されることになると伝えています(Neowin)。
Sun ValleyのUIは、Windows 10Xに似ている可能性はあるものの、全く同じものになることはなく、デスクトップPCのために最適化されるものになると予想されています。 Microsoftは過去にWindows RTとWindows 8という、異なる目的のためのオペレーティングシステムの外見を統一しようとして失敗した経験があり、今回はWindows 10Xと共有されるのは一部のデザイン要素に留まると見込まれています。
今のところ新しいスタートメニューやタスクバーに関する具体的な情報はありませんが、2021年後半に公開される「21H2」で導入されるのではないかと予想されています。