Microsoftが先日、月例更新の一環として公開したWindows 10 Version 1803用の累積アップデートKB4489868にWSLに関連した既知の不具合が発見されたことがわかりました(Softpedia)。
現在、同更新プログラムのKBページには以下のような項目が追加されています。
症状は「この更新プログラムを適用した後、Windows Subsystem for Linux(WSL)で、コマンドラインスイッチ(ssh –A)または設定でエージェント転送を有効にした状態で、Secure Shell(SSH)クライアントプログラムを起動しようとすると、停止エラーが発生します」というもの。回避策としてエージェント転送を無効にするコマンドラインスイッチ(ssh -a)を使用する方法や、設定によって無効にする方法が提案されています。
同様の不具合はVersion 1709用のKB4489886にも追加されていますが、現行の最新版であるVersion 1809には影響がないようです。
Microsoftは原因を調査中だとしていますが、修正の公開時期は明記されていません。