Microsoftは先日、Windows 10の大型アップデート「Windows 10 October 2018 Update(Version 1809)」の配信を再開しましたが、配信再開後もさまざまな不具合が存在することが判明しています。
一部のPCに対してはアップデートをブロックするという処置が行われているなか、あらたにMophisec製ソフトウェアをインストールしたPCでも問題が発生することがわかり、これらのソフトウェアをインストールしているPCがブロック対象に加えられたことが明らかとなっています(MSPoweruser)。
Windows 10 update historyページには、12月1日づけで以下の項目が追加されています。
具体的な症状は、「Morphisec Protectorまたは、Morphisec Software Development Kit(SDK)を使用したアプリケーション(Cisco AMP for Endpointsなど)をインストールしたデバイスで、Microsoft Officeドキュメントを保存する機能に影響を与える可能性がある」とのこと。
影響を受けるアプリケーションをアンインストールするか、各ベンダーから可能ならば最新版を入手することで問題を回避可能で、MicrosoftはMorphisecとCiscoと協力して問題解決に取り組んでいると説明しています。
不具合の修正予定日は掲載されていませんが、12月の月例更新が近づいており、定例アップデートでその他の不具合も含めて修正される可能性があります。