Microsoftは今月末、5月26日から5月28日の間に、Windows 10の次期機能アップデート「Windows 10 May 2020 Update(Version 2004)」の一般提供を開始すると予想されています。
20H1は多数の新機能が追加されたメジャーアップデートですが、今年の後半に公開される20H2(Version 2009)はそうならないかもしれません。19H2のように既存の機能の改良に重点を置いた、マイナーバージョンアップになる可能性があるとWindows Latestが伝えています。
Windows Latestは、Windows 10 Version 2004(20H1) Build 19041.264のなかに、Windows 10 Version 2009(20H2)のためのレジストリエントリやマニフェスト、Version 2004をVersion 2009に変更する「有効化パッケージ」が含まれていると指摘しています。
この事が本当ならば、Version 2004とVersion 2009は同一のシステムファイルセットを共有し、月例アップデートも共通のものになると予想されます。19H1に対する19H2のように、特定の機能が有効になっているか、無効の状態になっているかが異なるだけで、バージョンアップに伴う大きな混乱を避けることができることが期待できます。
Windows 10 Version 2009は今年の9月あるいは10月にロールアウトが開始されると予想されます。