Windows 10の次期機能アップデート「Windows 10 Version 21H1」は、春にメジャーアップデートが提供されていたこれまでの慣習を破り、マイナーアップデートになるのではないかとの噂がながれています。
開発スケジュールの変更は、Windows 10Xにリソースを集中するためだとも思われているなか、Windows Insider ProgramのBeta/Release Previewチャンネルユーザー向けに公開されたKB4598291に、その噂を確認する情報が含まれていることがわかりました(Softpedia)。
同更新プログラムをインストールすると、21H2に切り替えるためのイネーブルメントパッケージの情報がレジストリエントリに追加されるとのことです。
Microsoft-Windows-21H1Enablement -> Microsoft-UpdateTargeting-ClientOS vb_release_svc_prod3 10.0.19043.782
イネーブルメントパッケージは、1903から1909への更新や、2004から21H1への更新に使用され、簡単かつ短時間でアップデートが終了するという利点を持っています。
Windows 10 Version 21H1はまだ開発段階ですが、マイナーアップデートだった場合、大きな新機能は期待できないかわりに、不具合や混乱なく新バージョンへの移行が完了することが期待できます。