Microsoftが、サービス終了(EOS)が近いより多くのデバイスに対し、Windows 10 Version 21H2の自動配信を開始したことがわかりました(BleepingComputer)。
現在、Windows 10 Version 21H2は、Version 2004以降を実行しているデバイスに対し、Windows Updateを手動で実行したユーザーに対して提供されています。新バージョンが勝手にインストールされていることはありませんが、サービス終了が近づいているWindows Version 20H2は例外で、今後は自動的にWindows 10 Version 21H2にアップグレードされることになります。
Microsoftは以下のように説明しています。
We also started the first phase in our rollout for machine learning (ML) training, targeting devices on Windows 10, version 20H2 that are approaching end of servicing to update automatically to Windows 10, version 21H2. We will continue to train our machine learning model through all phases to intelligently rollout new versions of Windows 10, and deliver a smooth update experience.
機械学習(ML)のトレーニングのためのロールアウトの第一段階として、サービス終了が近づいているWindows 10, Version 20H2のデバイスを対象に、Windows 10, Version 21H2への自動アップデートを開始しました。私たちは、Windows 10の新しいバージョンをインテリジェントに展開し、スムーズなアップデート体験を提供するために、すべてのフェーズを通じて機械学習モデルのトレーニングを続けていきます。
Windows 10 Version 20HのHome/Pro/Pro Education/Pro for Workstationsは5月10日にサポート期間が終了します。Version 2004/20H2/21H1/21H2はOSのベースは同じで、Version 21H2へのアップグレードを妨げる致命的な不具合も見つかっていません。まだVersion 20H2を使用している場合、事前にアップグレードしておいても良いかもしれません。