Microsoftは本日、毎月米国時間の第2火曜日に提供している月例更新の一環として、Windows 10の各バージョンに対する累積アップデートをそれぞれ公開しました。
- Windows 10 Version 20H2/21H1/21H2/22H2: KB5044273
- Windows 10 Version 1909: EOS
- Windows 10 Version 1903: EOS
- Windows 10 Version 1809: KB5044277
- Windows 10 version 1803: EOS
- Windows 10 version 1709: EOS
- Windows 10 version 1703: EOS
- Windows 10 version 1607: KB5044293
- Windows 10 Version 1511: EOS
- Windows 10 Version 1507: KB5044286
それぞれWindows UpdateまたはMicrosoft Update Catalogを利用して導入することが可能で、変更点は以下の通りです(セキュリティアップデートの内容は日本Microsoftのブログで参照できます)。
目次
October 8, 2024—KB5044273 (OS Builds 19044.5011 and 19045.5011)
Windows 10 Version 22H2用の更新プログラムKB5044273では、9月24日に公開されたKB5043131の内容に加え、Windowsオペレーティングシステムのセキュリティ問題への対処が行われています。
リリースノートは以下の通りです。
ハイライト:
This update addresses security issues for your Windows operating system.
改良と修正:
[Miscellaneous security improvements to internal OS functionality] No additional issues were documented for this release.
更新プログラムには以下の1件の既知の不具合が存在します。
症状 | 回避策 |
---|---|
WindowsとLinuxのデュアルブートを有効にしている場合、Linuxの起動に問題が発生する可能性がある。この場合「Verifying shim SBAT data failed: Security Policy Violation. Something has gone seriously wrong: SBAT self-check failed: Security Policy Violation.」というエラーメッセージが表示される。 | この問題については、Windowsリリースヘルスのサイトに記載されている回避策を参照のこと。 |
更新プログラムはWindows Updateの他、Microsoft Update Catalog、Windows Server Update Services(WSUS)を利用してインストールすることができます。