Windows Centralの著名なMicrosoftジャーナリストZac Bowden氏は3月18日(現地時間)、Microsoftが今春に予定していたWindows 10Xデバイスの発売を、今年後半へ延期することを検討しているようだと伝えています。
情報筋によると、Microsoftはスムーズなリリースを目指し、製品の準備を確実にするために、Windows 10X搭載デバイスの発売を延期するとのと。ただし、Microsoftはこの主張を認めることも否定することもしておらず、現状で正確な情報かどうかは不明です。
Windows 10Xは、Microsoftの二画面デバイス「Surface Neo」と共に発表され、当初はデュアルスクリーンや折りたたみ式デバイス向けに設計されたOSとして、大きな注目を集めました。その後方針が変更され、すくなくとも初期のバージョンはシングルスクリーンデバイス向けのOSとして開発が進められています。
シングルスクリーン向けのWindows 10Xが遅れるということは、デュアルスクリーン向けのWindows 10Xがさらに遅れるということを意味しています。またWindows 10Xの遅延によって、秋に予定されている大規模なWindows 10 21H1 Sun Valley Updateへ何らかの悪影響があるのではないかと懸念されています。