先日、Windows 10XのRTMに近いビルドがインターネット上に流出し、世界中のハッカーがこのMicrosoftの新しいOSの動作検証を始めています。M1 MacやLumia 950にインストールするという試みも行われているなか、WindowsハッカーのXDeltaXForce氏は、より現実的なデバイスであるSurface Pro 7にインストールし、かなり良い結果を得たと報告しています(MSPoweruser)。
テストに用いられたSurface Pro 7は、Core i5-1045G4プロセッサ、16GBのメモリ、256GBのストレージを搭載しています。Windows 10Xはかなり滑らかに動作し、Gセンサー以外のほとんどのドライバは動作したとのこと。オーディオドライバーはレジストリーパッチが必要だった模様です。
まだバグも多いそうですが、バッテリーの持続時間はWindows 10Xとほぼ同等だとされています。
Windows 10XはChromeOS対抗のオペレーティングシステムと考えられ、レガシーフリーで更新やメンテナンスが簡単なように設計されています。現在はUWPとPWAしか実行できませんが、将来的にサンドボックスを利用してWin32アプリを実行できるようになる可能性があります。