Microsoftは10月10日(現地時間)、Windows 10向けの月例更新プログラム(KB5044273 / KB5044277 / KB5044293 / KB5044286)や、Windows 11向けの月例更新プログラム(KB5044284 / KB5044285 / KB5044280)をリリースし、メディア作成ツールのアップデート版も公開しました。
それとともに、Windows 10やWindows 11PCに、更新プログラムKB5001716がひそかにインストールされていることがわかりました(Neowin)。
今回の更新プログラムは以下のバージョンを対象としたものです:
- Windows 11, version 21H2
- Windows 10, version 22H2
- Windows 10, version 21H2
- Windows 10, version 21H1
- Windows 10, version 20H2
- Windows 10, version 2004
アップデートの主な目的は、サポート期限の終了が近づいたWindowsのバージョンを使用しているユーザーに対し、新しい機能更新プログラムのインストールを促すことにあります。
具体的には、サポート期限が近づいたバージョンのWindowsに対し、自動的に最新の機能更新プログラムを提案し、最新の状態に更新するよう通知します。また、インストール後はWindows Updateに関する通知機能が追加され、更新に問題がある場合や互換性が不足している場合にユーザーに通知することもあります。
KB5001716はWindows Updateサービスコンポーネントをアップグレードするもので、これまでも定期的に公開されています。Windows 11 Version 24H2の一般提供が始まり、アップグレードを促すためのKB5001716の更新版が公開されたといえそうです。