Microsoftは先日、Windows 11の機能アップデート「Windows 11 2022 Update(22H2)」の一般提供を開始しました。新しいアップデートはおおむね安定しているようですが、一部の環境ではエラー0x800f0806が発生しアップデートに失敗するという問題も報告されています。
今回さらに、Windows 11 22H2環境でNvidiaのグラフィックカードに関連した不具合や、BSOD、その他の不具合が発生していることがわかりました(Windows Latest)。
Nvidia関連の不具合はRedditやMicrosoftフォーラムで報告されていて、FPSが低下したままになり、同時にオーディオにも影響がでるとのこと。Call of Dutyなどのゲームが影響をうけ、22H2をアンインストールすると問題は解消するそうです。
Nvidiaはこの問題を調査中で、影響を受けたユーザーからのフィードバックを要請しています。また、パフォーマンスの問題を解消するための回避策が存在し、「Nvidia FrameView SDK」サービスをオフにすると問題を解決きる場合があるとのこと。以下の手順で実行します。
- Windows検索を開く。
- 「サービス」を検索。
- 「N」キーを押す。
- 「Nvidia FrameView SDK」サービスを停止する。
- 再起動する。
また、稀にBlue Screen of Death(BSOD)エラーに遭遇するユーザーも存在するようです。あるユーザーは以下のようにコメントしています。
I got a BSOD (irql_not_less_or_equal) while installing the update it triggered around 50% of updating. The BSOD was stuck at 100%, so I had to hard shutdown my PC
アップデートをインストール中にBSOD(irql_not_less_or_equal)が発生しました。アップデートの50%付近でトリガーされました。BSODは100%で止まったままだったので、PCをハードシャットダウンしなければならなかった。
Windows 11 22H2で致命的な問題が発生した場合、設定の回復機能を利用して以前のバージョンに簡単に戻すことができます。