Microsoftは先日、「Windows 11 Version 24H2」の一般提供を開始しました。Windows 11 Version 24H2では多数の新機能が追加されたほか、サポート対象外のPCでも確実に高速化するという報告が寄せられるなど、パフォーマンスの改善が行われています。
ただし、24H2はWindows Update経由で段階的に展開されている状態で、手元のマシンですぐにインストールすることはできるとは限りません。インストールアシスタントやメディア作成ツールなどを使って手動でインストールすることもできますが、その場合は、24H2に存在する既知の不具合に注意が必要となります。
Microsoftは、Windows 11 2024 Updateの既知の不具合をまとめて紹介しています。
要約 | 発生元の更新プログラム | 状態 | 最終更新日時 |
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安全な試験ブラウザー アプリケーションが開かされない場合があります |
該当なし | 確認済み | 2024-09-30 17:47 PT |
Easy Anti-Cheat を使用している一部のデバイスは応答を停止し、ブルー スクリーンを受け取ります |
該当なし | 確認済み | 2024-09-30 16:51 PT |
デバイスがロックされた後に指紋センサーで問題が発生する可能性がある |
該当なし | 確認済み | 2024-09-30 17:48 PT |
壁紙のカスタマイズ アプリケーションが期待どおりに動作しない可能性がある |
該当なし | 確認済み | 2024-09-30 17:48 PT |
Intel Smart Sound Technology ドライバーとの互換性の問題 |
該当なし | 確認済み | 2024-09-30 16:44 PT |
アスファルト8は定期的に応答を停止する可能性があります |
該当なし | 確認済み | 2024-09-30 17:47 PT |
対象のデバイスに対しては、互換性ホールド(セーフガードホールド)が適用されており、Windows Update経由では問題が解決するまで24H2が提供されません。手動でアップグレードすることはできますが、不具合が発生する可能性があり避けたほうが安全です。