Microsoftは、3月21日に発表されるイベントで「AI PC」と位置づけられた「Surface Pro 10」と「Surface Laptop 6」を発表するとみこまれています。
AI PCが通常のPCとどのように差別化されるのか、Microsoftからの発表が待たれるなか、Windows Centralは、「AIファイルエクスプローラー」がAI PCのセールスポイントの一つになると報じています。
AIファイルエクスプローラーは、高度な検索とタイムライン機能を提供する「高度なCopilot」で、コンピューター上で行った全ての操作を自然言語を使って検索するこことができるそうです。
例えば、AIファイルエクスプローラーで「ジェナが好きだと言っていたレストランのリストを見つけて」と入力すれば、ジェナがそのレストランについて話したときの会話を正確に呼び出すことができ、「恐竜についてのあれを探して」といった曖昧な質問に対しても、以前にコンピューターで調べていた恐竜に関するすべての単語、フレーズ、画像など、関連するトピックを引き出してくれます。
加えて、AIエクスプローラーは文脈を理解し、現在画面に表示されている内容に基づいてタスクを提案することもできます。例えば、あるアプリで画像を見ている場合、AIエクスプローラーは自動的に「画像の編集」ボタンを表示し、「写真アプリを使ってこの画像の背景を削除する」などの条件を入力できるそうです。
なお、これらの新しいAI機能は、今秋にリリースされるWindows 11 Version 24H2の新機能の一部としてリリースされる予定で、Microsoftが3月21日にこれらの新しいAI機能について説明するのかどうかは不明とのこと。