Microsoftが先日リリースした、「Windows 11 Build 22563」に、ファイルエクスプローラーがクラッシュする不具合が存在することがわかりました(Neowin)。
「Win + X」キーを押し、スタートボタンの右クリックメニューを表示しようとすると、ファイルエクスプローラーがクラッシュするという不具合ですが、環境によっては発生しない場合もあるそうです。
ドイツのサイトDeskmodderによると、ViVeToolを使用した回避策が有効で、管理者権限のコマンドプロンプトを起動し、以下の手順を実行します。
- ViVeToolをダウンロードする。
- 「vivetool addconfig 26008830 2」を実行
- 「vivetool delconfig 26008830 2」で元に戻す
ViVeToolの作者であるAlbacore氏もこの不具合に言及し、「新しいタスクバーを有効にするとBuild 22563のWin+Xクラッシュが修正される」と指摘しています。同氏は、スタートメニューの右クリックが、Build 22563で導入されたタブレットモードなどの隠し機能によって、エクスプローラーのクラッシュを引き起こしているとし、ViVeToolを使用し、隠されたタブレットモードのタスクバーを有効にすると、この問題が修正されると説明しています。