Microsoftは、Windows 11を発表した際、PCがWindows 11と互換性を持っているかを確認することができる「PC正常性チェック」アプリを公開しました。
当時公開されたツールは、PCがWindows 11へアップグレードできない理由を表示せず、Microsoftは準備不足を理由として、このツールの公開を一時的に停止することになります。今回、このツールが新たに再リリースされました(BetaNews)。
現在新しいツールはプレビュー版として、Windows Insider Programに参加しているユーザーのみに公開されていますが、テスト完了後に全てのユーザーに提供が開始する予定です。
新バージョンでは互換性チェック機能が拡張され、デバイスがなぜWindows 11と互換性がないのか具体的に判断できるようになっています。
以下は新ツールのスクリーンショットです。
Microsoftは新バージョンを以下のように説明しています。
This updated version expands the eligibility check functionality with more complete and improved messaging on eligibility and links to relevant support articles that include potential remediation steps -- the screenshot above illustrates this. After a feedback period with Windows Insiders and with the additional updates for the newly added processors, we plan to re-release the PC Health Check app for general availability in the coming weeks. Today, we are also simultaneously releasing versions that support 64-bit Windows, 32-bit Windows, Windows on Arm and Windows 10 in S mode PCs to Windows Insiders.
このアップデート版では、適格性チェックの機能が拡張され、適格性に関するメッセージがより完全に改善され、改善策を含む関連サポート記事へのリンクが追加されています(上のスクリーンショット)。Windows Insidersでのフィードバック期間を経て、新たに追加されたプロセッサのためのアップデートを行った後、数週間以内にPC Health Checkアプリを再リリースして一般提供する予定です。また本日、64ビットWindows、32ビットWindows、Windows on Arm、およびSモードPCのWindows 10をサポートするバージョンをWindows Insidersに同時にリリースします。
なおMicrosoftはWindows 11の最小システム要件のリストを更新しています。