Microsoftの最新のオペレーティングシステムWindows 11が、Windows 10と同様にSystem32ディレクトリ内に、大量の空tmpフォルダを作成していることがわかりました(gHacks)。
空のtmpフォルダは通常100個ほどですが、一部のユーザーはフォルダ内に数千個のtmpフォルダが存在すると報告しているようです。
Windows 11/10デバイスでは、以下の手順でフォルダを確認することができます。
- ファイルエクスプローラーを開く。
- 「
C:\Windows\System32\config\systemprofile\AppData\Local
」に移動。システムディレクトリを開こうとすと、確認ダイアログが表示されるがそのまま継続する。
一部のフォルダは非表示になっているので、以下の手順を実行して、OSの隠しフォルダの表示を有効にする必要があります。
Windows 10の場合:
- 「表示 > オプション」を選択して「表示」タブを選択し「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外す
Windwos 11の場合:
- 「... > オプション」を選択し、Windows 10と同様の操作を行う。
フォルダはtwで始まり.tmpで終わる名前で、中にファイルやフォルダは含まれていません。Ask Woodyによると2019年から知られていたらしく、Provisioning Package Runtime Processingツール(ProvTool.exe)によって作成されると指摘されています。
tmpフォルダは削除してもシステムに悪影響は与えず、ディスクスペースも取らないため致命的な問題ではないと考えられています。