Microsoftは、AIチャットボット「ChatGPT」を開発したOpenAIに出資し、WindowsやBing等の自社の製品にAIを積極的に活用する動きを見せています。
実際、先日公開された「Windows 11 22H2 Moment 2」には、タスクバーから新しいBingチャットを呼び出すことができる機能が組み込まれていましたが、Windows 11でAIを活用する試みはこれで終わりではないかもしれません。
Windows関連の発見でおなじみの@XenoPanther氏と@PhantomOfEarth氏によると、Windows 11 Build 25309に、「利用可能な場合は、AIを使って背景画像に深度効果を加えることができる」という文字列が含まれていたことが判明しています。
For anyone interested, seems like a new AI powered depth effects feature/setting for background images is being worked on (strings from 25309)
'Depth effects'
'When available, use AI to add depth effects to background images'
'Parallax Background' https://t.co/vo15oqFfCF— PhantomOcean3 (@PhantomOfEarth) March 3, 2023
同ビルドには、"Depth effects"、"Parallax Background"、"WallpaperMotion"などの文字列が含まれており、利用可能になればデスクトップに何らかの視差効果を追加するものになると予想されています。
"When available, use AI to add depth effects to background images" pic.twitter.com/1EJnvuy81G
— Albacore (@thebookisclosed) March 4, 2023
なお、@thebookisclosed氏は、簡単ではないもののWindows 11 Build 25309で、新しいエフェクトを有効にすることができるとし、加速度センサーを搭載していないPCでは、ユーザーがカーソルを動かすと背景が移動するようになると説明しています。