MicrosoftはWindows Insider Programで、Windowsに搭載される可能性があるさまざまな新機能のテストを行っています。中には既存の機能の削除や整理も含まれており、最近行われたファイルエクスプローラーのフォルダーオプションの削除(その後の復活)もその一つかもしれません。
Microsoftは、Windows 11 Build 23481で、今ではほとんど使われていない古いファイルエクスプローラーのフォルダオプションを削除したと発表しました。
- Hide Folder Merge conflict.
- Always show icons, never thumbnails.
- Display file icon on thumbnails.
- Display file type information on Folder tips.
- Hide protected OS files.
- Show drive letters.
- Show popup description for Folder and Desktop items.
- Show encrypted or compressed NTFS files in color.
- Use sharing wizard.
ファイルエクスプローラーの設定数を整理する努力の一環とのことでしたが、最新のDevチャンネルビルドでは、ユーザーからのフィードバックをうけて復活しています。
Build 23486のリリースノートには以下のような内容が含まれています。
Thank you to all the Windows Insiders who gave us feedback on the Folder Options changes in File Explorer that removed a handful of old settings in Build 23481. We’ve rolled back this change. As is normal for the Dev Channel, we will often try things out and get feedback and adjust based on the feedback we receive.
Build 23481でファイルエクスプローラーのフォルダーオプションが変更され、一部の古い設定が削除されたことについてフィードバックをくださったWindows Insiderの皆様、ありがとうございました。この変更をロールバックしました。Dev Channelの常として、私たちはしばしば物事を試し、フィードバックを得て、受け取ったフィードバックに基づいて調整します。
Microsoftはあまり使われていない設定だと判断したようですが、実際はこれらの設定を使用しているユーザーが想像以上に多かったと考えられます。