Windows 11 Insider Preview Build 22557がリリース - タスクバーへのドラッグ&ドロップ機能やサステナブルな電源設定など新機能多数

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Microsoftは本日、Windows 11のプレビュービルド「Windows 11 Insider Preview Build 22557」を、Windows Insider ProgramのDevチャンネル向けにリリースしました(Windows Blog)。

このビルドはNI_RELEASEブランチから作成され、ARM64 PCには提供されません。ARM64 PC向けには、近日中に新しいビルドが提供される予定です。

Devチャンネルで公開されるビルドは、将来の機能アップデートで追加される可能性のある、さまざまな新機能が先行して実装されています。特定のリリースとは直接結びつけられておらず、ビルドに含まれる新機能や改善点は、準備が整い次第、将来のWindowsリリースに反映される可能性があります。

Windows Insider Programの更新オプションでDevチャンネルを選択し、Windows 11のプレビュー版を使用しているユーザーは、Windows Updateを利用して最新版に更新することができます。

目次

Build 22557の新機能

Build 22557では、スタートのアプリフォルダ、ライブキャプション、新しいフォーカス体験、ファイルエクスプローラのクイックアクセスの改善、新しいタッチジェスチャーなど、多数の新機能が追加されています。

スタートのアプリフォルダ: スタートにフォルダ機能が導入された。アプリを別のアプリの上にドラッグすることでフォルダが作成される。フォルダにアプリを追加したり、フォルダ内でアプリを並べ替えたり、フォルダを削除したりすることができる。今後フォルダに名前を付けることができる機能も追加される予定。

Start Folders

Do Not DisturbとFocusの導入: Windowsのフォーカス体験を再構築した。「Do not disturb」は、通知を簡単に停止することができる。「Focus」は、気が散ることを最小限に抑え、その瞬間に集中できるようにする新しいエクスペリエンス。集中力を持続させるために、Focusは時計アプリケーションと統合された。

Notif settings

ライブキャプション: 音声コンテンツのキャプションを表示することで、聴覚障害者を含むすべての人が音声をより理解しやすくするためのもの。現在、英語(米国)のコンテンツに対応。

ファイルエクスプローラーのクイックアクセスの改良: ファイルエクスプローラーのクイックアクセスビューのアップデートが展開中。ファイルをクイックアクセスへピン留めできるようになった。Microsoft アカウントまたはWork/Educationアカウントでログインしているユーザーは、Office.comのピン留めファイルや最近使ったファイルもクイックアクセスに表示されるように。

Quick access update2

ファイルエクスプローラーでOneDriveのストレージを確認する: ファイルエクスプローラにOneDriveの統合機能を追加。OneDriveフォルダを閲覧する際、ファイルエクスプローラを開いたまま、同期状況や使用量を確認できるようになった。

OneDrive File Explorer

新しいタッチジェスチャー: 5つの新しいタッチジェスチャーが追加。

  • スワイプでスタートの起動と解除ができる。
  • スワイプでスタートのピン留め/すべてのアプリとおすすめ/その他のアプリを切り替えることが可能に。
  • スワイプによるクイック設定の起動と解除。
  • スワイプによる通知センターの起動と終了。
  • フルスクリーングリッパー。

スナッププレイアウトの改善: スナップレイアウトにウィンドウをスナップする新しい方法が追加された。ウィンドウを画面上部にドラッグしてスナップレイアウトを表示し、ウィンドウをゾーンの上にドロップしてスナップさせ、スナップアシストを使用してレイアウトを完成させることができる。

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よりサステナブルな電源設定と推奨環境: スリープとスクリーンオフのデフォルト値が更新され、PCがアイドル状態の時のエネルギー消費量と二酸化炭素排出量が削減さた。また、「スリープ」および「画面オフ」を「しない」に設定しているユーザーに、二酸化炭素排出量を削減するための節電アドバイスを提供。

Battery settings sustain

Microsoft EdgeでのナレーターによるWebブラウジングのさらなる改善点: Microsoft EdgeとナレーターによるWebブラウジングのさらなる改良。

タスクマネージャーリデザイン&効率化モード: Windows 11の新しいデザイン方針に合わせて、タスクマネージャのデザインを更新。新しいハンバーガースタイルのナビゲーションバーと新しい設定ページが含まれる。各ページにある新しいコマンドバーから、各種操作にアクセスできる。タスクマネージャにもダークテーマを導入し、設定アプリで設定されたシステム全体のテーマと自動的に一致するように。

Task manager1

「効率化モード」によって、リソースを大量に消費するアプリを発見し、その消費を制限することも可能に。プロセスページのコマンドバーをクリックするか、プロセス上で右クリックすることで適用できる。効率化モードは単一のプロセスのみに適用でき、グループプロセス全体には適用できない。

Task manager2 b

言語および言語関連機能をプロビジョニングする新しいPowerShellモジュールの導入: PowerShellプロンプトを使用して、言語および関連言語機能の追加や、言語関連設定の管理を容易に行うことができるように。

その他タスクバーのドラッグ&ドロップ機能のサポートや、カラープロファイルを簡単に切り替えられる機能の追加、バッテリー充電インジケータの更新、ファイルエクスプローラーの改良などさまざまな新機能が追加されています。

公式ブログには細かな不具合の修正内容や、既知の不具合もリストアップされていますので、インストールする前に確認しておくことをおすすめします。

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