Microsoftは本日、Windows 11のプレビュービルド「Windows 11 Insider Preview Build 22621.440」と「22622.440」をWindows Insider ProgramのBetaチャンネル向けにリリースしました(Windows Blog)。
現在、ベータチャンネルは新機能が有効となっているグループとなっていないグループという、2つのグループに分けられています。
- Build 22622.xxx: 新機能が機能有効化パッケージによってデフォルトで有効化されているグループ。
- Build 22621.xxx: 新機能がデフォルトでオフになっているグループ。
大多数のインサイダーは、新機能が有効になっているBuild 22622.xxxを取得します。新機能がデフォルトでオフになっているBuild 22621.xxxxを取得したインサイダーも、Build 22622.xxxを選択することができるとのこと。グループ分けは、機能有効化パッケージの有効性の確認や、新機能の信頼性を確認するために役立つと説明されています。
Build 22622.440の新機能
タスクバーオーバーフロー
Windows 11用に新しくデザインされたタスクバーのオーバーフロー体験を再導入。タスクバーが最大容量に達すると、オーバーフロー状態に移行し、オーバーフローしたすべてのアプリケーションを1つのスペースに表示することができる。
オーバーフローメニューでも、アプリのピン留めや、ジャンプリスト、拡張UIなど、既存の動作が利用できる。オーバーフローを起動した後、メニューの外をクリックしたり、アプリケーションに移動したりすると、メニューは消える。
Build 22621.440と22622.440共通の新機能
タスクバー上のダイナミックウィジェットコンテンツ
ウィジェットのコンテンツをよりダイナミックにタスクバーに表示するために、いくつかの変更を試している。天気予報ウィジェットからのライブコンテンツに加え、スポーツや金融ウィジェットからのライブアップデート、ニュース速報も表示されるようになる。
その他「プログラムから開く」ダイアログボックスのデザイン変更も行われています。
公式ブログには細かな修正の内容や、既知の不具合もリストアップされていますので、インストールする前に確認しておくことをおすすめします。