Microsoftは本日、Windows 11のプレビュービルド「Windows 11 Insider Preview Build 22621.870」と「22623.891」(KB5020040)をリリースしました(Windows Blog)。
ベータチャンネルは2つのグループに分けられており、それぞれのグループに別のビルドが提供されています。
- Build 22623.xxx: 新機能がロールアウトされる。
- Build 22621.xxx: 新機能がデフォルトでオフ。
これまでBuild 22622だったインサイダーは、有効化パッケージを経由して自動的にBuild 22623に移行されます。
新機能がデフォルトでオフになっているグループ(Build 22621.xxx)となったインサイダーも、アップデートを確認し、機能がロールアウトするアップデート(Build 22623.xxx)を選択しインストールすることが可能です。
Build 22623.891の新機能
Build 22623.891の新機能の新機能は以下の通りです。
タスクマネージャーの改良
タスクマネージャーの機能の改良が行われた。
タスクマネージャーにプロセスのフィルタリング機能が追加され、バイナリ名、PID、パブリッシャー名のいずれかを使用し、プロセスを絞り込むことができるようになった。Alt+Fでフィルターボックスにフォーカスすることができる。
テーマサポートも強化され、Windowsのアクティブなテーマに関係なく、タスクマネージャーで好みのテーマを使用する機能が追加された。タスクバーの設定ページで設定可能。
タスクマネージャーのアプリ内ダイアログのテーマもサポートするようになった。「新しいタスクの実行」と「プロパティ」以外のすべてのダイアログがテーマをサポートし、アプリ固有のテーマまたは Windows テーマのいずれかに準拠するようになった。
効率化モードのダイアログを改善。効率化モードの適用を容易にし、確認ダイアログを表示しない機能を提供。
その他の変更点
その他、Build 22623.891では、日本語と簡体字中国語の絵文字検索の絵文字パネルでカナ・漢字とピンインを適切に扱うようにする改善が行われています。
またタスクバーやシステムトレイの不具合の修正、設定をMicrosoftアカウントにバックアップすることができる機能の追加も行われています。
公式ブログには細かな修正内容もリストアップされていますので、インストールする前に確認することをおすすめします。