Microsoftは本日、Windows 11のプレビュービルド「Windows 11 Insider Preview Build 25126」を、Windows Insider ProgramのDevチャンネル向けにリリースしました(Windows Blog)。
本ビルドの注目点は以下の通りです。
- 新しいアカウント設定ページの展開を開始。
- Devチャンネルビルドにアップデートしようとするとロールバックする問題の修正など、優れた修正セットが含まれている。
- コントロールバーに関するWebcastはこちら。
- 今週はBUILDカンファレンスが開催。Panos Panayのブログ記事や、Giorgio Sardoのブログ記事で開発者向けの新機能を知ることができる。
Devチャンネルで公開されるビルドは、将来の機能アップデートで追加される可能性のある、さまざまな新機能が先行して実装されています。特定のリリースとは直接結びつけられておらず、ビルドに含まれる新機能や改善点は、準備が整い次第、将来のWindowsリリースに反映される可能性があります。
Windows Insider Programの更新オプションでDevチャンネルを選択し、Windows 11のプレビュー版を使用しているユーザーは、Windows Updateを利用して最新版に更新することができます。
Build 25126の新機能
Build 25126の新機能は以下の通りです。
新しいアカウント設定ページ
昨年10月に「設定 > アカウント」にサブスクリプション管理を導入し、Windows 11でMicrosoft 365のサブスクリプションを確認できるようになった。このビルドでは、アカウントに関連付けられた Office 2021 や Office 2019 など、サポートされているすべての Office永久ライセンス製品を、「設定 > アカウント」で簡単に確認できるようにしている。
アカウントにライセンスされたサポートされているすべてのMicrosoft 365 Office製品を表示できるようになり、「詳細を表示」ボタンをクリックすることで、製品の詳細を表示したり、Officeをインストールしたりすることができるようになる。この情報はMicrosoftアカウント管理ページに表示され、今回のビルドからWindows 11で上記のスクリーンショットのように「設定 > アカウント」からこれらのデーターを表示できるようになる。現在この機能は一部のInsiderにのみ展開。
その他、Program Compatibility Assistant Serviceが大量のCPUを使用する問題の修正や、検索を使用する際に発生する可能があるexplorer.exeのクラッシュ問題の修正、explorer.exeがハングするとタスクマネージャーもハングしていた問題の修正など、さまざまな不具合が修正されています。
公式ブログには細かな修正内容がリストアップされていますので、インストールする前に確認しておくことをおすすめします