Microsoftは本日、Windows Insider ProgramのDevチャンネル向けの累積アップデート「Windows 11 Insider Preview Build 25247」をリリースしました(Windows Blog)。
本ビルドの注目点は以下の通りです。
- 本ビルドのISOファイルが公開。
- Energy Recommendationsなどの新機能や新機能、タスクマネージャ関連機能の改善、アカウント設定ページの変更。
- スタートメニュー、タスクバー、システムトレイなどに関する変更や改良。
- いくつかの新しい既知の問題も追加。
- Microsoft Storeの新機能である、タスクバーのジャンプリストサポートの展開。
- 来週は感謝祭の休暇のため、新ビルドの公開なし。
Devチャンネルで公開されるビルドは、将来の機能アップデートで追加される可能性のある、さまざまな新機能が先行して実装されています。特定のリリースとは直接結びつけられておらず、ビルドに含まれる新機能や改善点は、準備が整い次第、将来のWindowsリリースに反映される可能性があります。
Windows Insider Programの更新オプションでDevチャンネルを選択し、Windows 11のプレビュー版を使用しているユーザーは、Windows Updateを利用して最新版に更新することができます。
Build 25247の新機能
Build 25247の新機能は以下の通りです。
クイック設定からWindows Studio Effectにアクセス
Neural Processing Unit(NPU)がサポートされているデバイスでは、タスクバーのクイック設定からWindows Studioの効果に直接アクセスできるようになった。カメラ効果(背景ぼかし、アイコンタクト、自動フレーミング)やオーディオ効果(音声フォーカス)をすばやく簡単に有効化および設定できるようになった。
Energy Recommendations
新機能の「Energy Recommendations」のロールアウトが開始。「設定 > システム > 電源とバッテリー > Energy Recommendations」。エネルギー効率を改良するための推奨事項が確認できる。
タスクマネージャーの改良
タスクマネージャーに検索・フィルタ機能が追加。プロセス名、PID、発行元などで検索できる(詳細はこちら)。
新しいサジェストアクション
検索可能なテキストをコピーした際、テキストをMicrosoft Edgeで検索することを提案するポップアップが表示されるように(米国のみ)。
設定でクラウドストレージの管理が可能に
設定アプリのアカウントページに、Microsoft製品全体のクラウドストレージ使用状況の概要が表示されるようになった。各製品のストレージ使用量を示す統合クラウドストレージバーが含まれ、ストレージが不足している場合は通知される。
その他、スタートメニューの「おすすめ」セクションに、おすすめのWebサイトを表示する機能や、タスクトレイの時計に秒を表示することができる機能が追加されています。
公式ブログには細かな修正内容がリストアップされていますので、インストールする前に確認することをおすすめします。