Microsoftは2月15日(現地時間)、Windows Insider ProgramのDevチャンネル向けの累積アップデート「Windows 11 Insider Preview Build 25300」をリリースしました(Windows Blog)。
本ビルドの注目点は以下の通りです。
- このビルドのISOファイルをリリース。
- より多くの言語でライブキャプションが利用可能に。
- 一般的な変更と改善、既知の問題の修正が含まれる。
Devチャンネルで公開されるビルドは、将来の機能アップデートで追加される可能性のある、さまざまな新機能が先行して実装されています。特定のリリースとは直接結びつけられておらず、ビルドに含まれる新機能や改善点は、準備が整い次第、将来のWindowsリリースに反映される可能性があります。
Windows Insider Programの更新オプションでDevチャンネルを選択し、Windows 11のプレビュー版を使用しているユーザーは、Windows Updateを利用して最新版に更新することができます。
Build 25300の新機能
Build 25300では、より多くの言語で「ライブキャプション」が利用可能になっています。
自動文字起こし機能のライブキャプションは、Windows 11 2022 Updateで導入されました。当初は英語(米国)を中心にした対応でしたが、今回のビルドでは、中国語(簡体字および繁体字)、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン語、その他の英語の方言でもライブキャプションが利用可能となっています。今後さらに多くの言語に対応予定です。
ライブキャプションは、WIN + Ctrl + Lキーボードショートカットでオンにするか、クイック設定のアクセシビリティフライアウトでオンにすることができます。
その他変更点
その他、スナップレイアウトの新しい機能のテストが行われています。これには、フライアウトを呼び出すのに必要なホバー時間を短くする調整や、ポップアップに作業中のアプリウィンドウのアイコンを表示したり、タイトルを追加するなどの変更が含まれます。
加えて、同じMicrosoftアカウントでサインインしたデバイスで、音声入力設定、自動句読点、音声入力ランチャーを同期する変更が全ユーザーに対して提供されるようになっています。
公式ブログには細かな修正内容がリストアップされていますので、インストールする前に確認することをおすすめします。