Microsoftは本日、毎月米国時間の第2火曜日に提供している月例更新の一環として、Windows 11の累積アップデートKB5007215を公開しました(Neowin)。
更新プログラムはシステムの品質を改善するもので、新たな機能は追加されていません。
なお、年末年始の休暇のため、2021年12月のプレビューリリース(通称「C」リリース)は提供されず、2021年12月に月例のセキュリティ・リリース(通称「B」リリース)が提供される予定です。Bリリース、Cリリースともに通常の月次サービスは2022年1月から再開されます。
Windows UpdateまたはMicrosoft Update Catalogを利用して導入することが可能で、変更点は以下の通りです(セキュリティアップデートの内容は日本Microsoftのブログで参照できます)。
November 9, 2021—KB5007215 (OS Build 22000.318)
Windows 11用の更新プログラムKB5007215では、特定のアプリケーションで、一部のUI要素のレンダリングや、アプリケーション内の描画時に予期しない結果になる問題が修正されています。
ハイライト:
Updates security for your Windows operating system.
改良と修正:
Addresses an issue in which certain apps might have unexpected results when rendering some user interface elements or when drawing within the app. You might encounter this issue with apps that use GDI+ and set a zero (0) width pen object on displays with high dots per inch (DPI) or resolution, or if the app is using scaling.
更新プログラムに既知の不具合は存在しません。
Windows Updateの他、Microsoft Update Catalogや、Windows Server Update Services(WSUS)を利用してインストールすることができます。