2月中旬に公開されたWindows 11のオプションアップデートKB5010414を適用した環境で、スタートメニューが意図せず隠れてしまうという不具合が報告されていることがわかりました(Windows Latest)。
ただし、Microsoftはこれがバグではなく、仕様だと考えているようです。
KB5010414ではウィジェットボードがタスクバーの左側にピン留めされ、アイコンあわせることで簡単に起動することができるようになりました。この機能によって開いていたスタートメニューがすぐに閉じてしまうという問題が派生していると考えられています。
Feedback Hubには、カーソルをウィジェットアイコンの上に移動したタイミングではなく、ウィジェットメニューを開いたときにのみスタートメニューを閉じるべきだとの提案が書き込まれています、Microsoftは、問題の解決に取り組んでいるものの、マウスを動かすときにウィジェットアイコンの上を通過することが原因であると考えられるため、当面の回避策として、マウスをスタートメニューに移動させるときに、アイコンを慎重に回避することを推奨すると説明しています。
Windows 11 KB5010414ではスタートメニューのほか、タスクバーが正常に表示されない問題や、アプリの最大化に関する問題も報告されています。これらもKB5010415で行われたタスクバーの変更が影響している可能性があります。