Microsoftは本日、Windows 11 Version 22H2向けのプレビューアップデートKB5023778の提供を開始しました。
KB5023778では不具合の修正だけでなく、新機能の追加も行われおり、その中の一つである「Microsoftアカウントの通知」がスタートメニューの広告に該当するとBleepingComputerが指摘しています。
KB5023778のリリースノートで、Microsoftはこの機能を次のように説明しています。
This update introduces notifications for Microsoft accounts in the Start menu. This is only available to a small audience right now. It will deploy more broadly in the coming months. Some devices might notice different visual treatments as we gather feedback. See the example below.
このアップデートでは、スタートメニューにMicrosoftアカウントの通知が導入されます。これは、現在、一部のユーザーに対してのみ提供されています。今後数ヶ月のうちに、より広範囲に展開される予定です。フィードバックを収集するため、一部のデバイスでは異なる視覚的な処理が行われる可能性があります。以下の例を参照してください。
実はこの機能はWindows愛好家のAlbacore氏が2022年11月ごろ発見したもので、同氏が示したいくつかのスクリーンショットでは、MicrosoftはOneDriveサービスを宣伝したり、ユーザーにMicrosoftアカウントを作成または完了するよう促したりしていました。
今回Microsoftが掲載したスクリーンショットは、ファイルのバックアップをクラウドに保存するよう求めるもので、恐らく同社のOneDriveサービスの使用を要求するものだと見込まれています。
Windows 11では検索機能やウィジェットなどさまざまな機能がMicrosoftのサービスと連動しており、今回テストされている機能もその流れにそったものだといえそうです。