Microsoftが4月最終週にリリースしたWindows 11 22H2のプレビューアップデートKB5025305で、さまざまな問題が発生していることがわかりました(Windows Latest)。
Windows 11 KB5025305では、不具合の修正が行われているだけではなく、ウィジェットタスクバーボタンへの新しいアニメーションの導入や、Windows Update画面により早く更新プログラムを入手するための新しいトグルボタンを追加するなど、いくつかの新機能が追加されています。
この更新プログラムでさまざまな問題が発生しており、Feedback Hubにはインストールが正常に終了しないという問題が報告されています。アップデートの進捗度が0から22%まで進むものの、23%にいかず0から再スタートするといったものや、25%で停止するといったコメントが寄せられています。
また、アップデートのインストールは成功したものの、KB5025305インストール後ゲーム(Metro)がフリーズするようになったというユーザーも存在します。
Kasperskyとの互換性の問題も存在するようで、あるユーザーはKB5025305インストール後に、「Microsoft Windows 11のこのバージョンで実行すると、将来的にいくつかの制限が発生する可能性があります」との警告が表示されたと、ダイアログのスクリーンショットを掲載しています。
Kasperskyのエンジニアは、この問題がWindows 11のアップデートと関連していることを確認し、この問題の調査を始めています。警告表示のほかファイウォールでも問題が発生していると指摘しているユーザーも存在します。
MicrosoftはKB5025305の既知の不具合として、これらの問題をリストアップしておらず、原因の究明が待たれています。