Microsoftは先日、Windows 11 Version 23H2/22H2用のプレビューアップデートKB5050092を適用した環境で、USBプリンターから奇妙な文字が印刷されることがある問題が存在する事を認めました。
この問題はUSB印刷とIPP Over USBの両方のプロトコルをサポートするUSB接続デュアルモードプリンタに特に影響を及ぼしており、ネットワークコマンドや特殊な文字を含むランダムなテキストやデータが予期せず印刷されることがあるというものでした。
この不具合が3月25日(現地時間)に公開されたプレビューアップデートKB5053657で修正されています。
Windows 11 Version 23H2/22H2の既知の不具合をまとめたページには以下のような情報が掲載されています。
解決:
この問題は、2025 年 3 月 25 日 (KB5053657) 以降にリリースされた Windows 更新プログラムによって解決されました。 デバイスの最新の更新プログラムには、この更新プログラムを含む重要な機能強化と問題解決が含まれているので、インストールすることをお勧めします。
エンタープライズ管理デバイスがあり、2025 年 3 月 25 日 (KB5053657) 以降にリリースされた更新プログラムをインストールしている場合は、この問題を解決するために、 Known Issue Rollback (KIR) または特別なグループ ポリシーを使用する必要はありません。 2025 年 3 月 25 日より前にリリースされた更新プログラムを使用していて、この問題が発生している場合、IT 管理者は以下に示す特別なグループ ポリシーをインストールして構成することで解決できます。 特別なグループ ポリシーは、次に示すコンピューターの構成 > 管理用テンプレート > <グループ ポリシー名>にあります。
エンタープライズ管理デバイスでも、KB5053657以降の更新プログラムをインストールすることで問題は解決されます。問題を解決するためにKnown Issue Rollbackや特別なグループポリシーを使用する必要はありません。これより前の更新プログラムを使用していて問題が発生している場合、同ページダウンロードできる特別なグループポリシーをインストールして解決することができます。