Windows 11 KB5050092でUSBプリンターの文字化けが発生。回避方法はこちら

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Microsoftが1月末に公開した、Windows 11 Version 23H2/22H2用のプレビューアップデートKB5050092を適用した環境で、USBプリンターの文字化けが発生していることがわかりました(Neowin)。

Windows 11 23H2の既知の不具合をまとめたページには以下のような情報が掲載されています。

この問題はKB5050092またはそれ以降の更新プログラムをインストールした環境で発生し、USB印刷とIPP Over USBの両方のプロトコルをサポートするUSB接続デュアルモードプリンタに特に影響してしている模様。

この場合、ネットワークコマンドや特殊な文字を含むランダムなテキストやデータが予期せず印刷されることがあり、その場合、「POST /ipp/print HTTP/1.1」ヘッダーや、その他のIPP関連ヘッダーが続くことがよくあるとのこと。プリンターの電源を入れたとき、または切断後にデバイスに再接続したときに発生する傾向があるとされています。

Windowsデバイスにプリンタードライバーがインストールされ、プリントスプーラーがプリンターにIPPプロトコルメッセージを送信し、プリンターが予期しないテキストを印刷する場合に発生するとのことです。

幸い、Microsoftこの問題を不具合の部分だけをロールバックするKnown Issue Rollback (KIR)を用いてすでに修正しています。組織向けに特別なグループポリシーを設定して問題を回避する方法も準備されており、グループポリシーのダウンロードや設定方法も説明されています。

Resolution:

This issue is mitigated using Known Issue Rollback (KIR).

IT administrators can resolve this issue by installing and configuring the special Group Policy listed below. The special Group Policy can be found in Computer Configuration > Administrative Templates > <Group Policy name listed below>.

For information on deploying and configuring these special Group Policy, please see How to use Group Policy to deploy a Known Issue Rollback.

Group Policy downloads with Group Policy name:

Microsoftは最終的な解決策を検討中で、将来のWindowsアップデートで共有する予定です。

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