Microsoftは本日、Windows 11の最初の安定版の一般提供を開始しました。
正式版はWindows Insider Programなどを通して十分にテストされているはずですが、不具合が全く存在しないというわけではありません。現段階で以下の3つの既知の不具合が確認されています(Neowin)。
現時点でのWindows 11の既知の不具合は以下の通りです。
- Oracle VirtualBoxとWindows 11との間の互換性の問題
- Intel "Killer "ネットワークソフトウェアとWindows 11の互換性に関する問題
- Windows 11とCốc Cốcブラウザー(ハノイに本社を置くベトナム企業Cốc Cốcによって開発されたウェブブラウザ)の互換性に関する問題
Microsoftは、Oracle VirtualBoxやCốc Cốcブラウザの影響を受けるデバイスに対して、問題が解決するまでセーフガードブロックを設置しています。
ただし、VirtualBoxの問題に関しては回避策が存在し、Oracleが2021年10月中に提供する予定のアップデートで問題が解決するまで、Hyper-VまたはWindows Hypervisorを削除する方法が有効とのことです。Oracleの進捗情報はチケット#20536で確認可能です。
Windows 11は段階的に公開され、2022年半ばに完全に展開が完了する予定です。更新アシスタントやメディア作成ツールを利用して手動でアップグレードする場合、既知の不具合の影響を受ける可能性があるため、事前に確認しておくことをおすすめします。