調査会社AdDuplexが2022年6月の最新レポートを公開し、Windows 11とWindows 10の各バージョンのシェアが明らかとなりました(Neowin)。
最新のレポートでは、Windows 11のシェアは23%と20%の大台を超えています。2022年4月の19.7%から、2ヶ月かけて3.4ポイント上昇したことになります。
Windows 11のシェアはかなり増加しましたが、Windows 10を含めて考えると全体では3位のシェアで、1位はWindows 10 21H2の38.2%(2022年4月の35%から増加)、2位はWindows 10 21H1の23.9%(2022年4月の26.4%から減少)となっています。21H2はWindows 10の最新バージョンで、サポートが終了となったWindows 10 20H2の受け皿としてシェアが増加した可能性があると見込まれています。
Windowsの各バージョン毎のシェアは以下の通りです。
- Windows 10 21H2: 38.2%(+3.2ポイント)
- Windows 10 21H1: 23.9%(-2.5ポイント)
- Windows 11 21H2: 23.1%(+3.4ポイント)
- Windows 10 2004: 5.2%(-1.3ポイント)
- Windows 10 20H2: 3.8%(-2.4ポイント)
- その他のWindows 10のバージョン: 3%(-0.4ポイント)
- Windows 11 Insiders: 0.8%(+0.1ポイント)
Windows 11はWindows 10から無償アップグレード可能ですが、ハードウェアの最小要件が変更されています。TPM 2.0やセキュアブートをサポートしていない、古いPCを所有するユーザーは、今後もWindows 10を使用し続ける可能性が高いと予想されます。